ショルダーバッグ、鞄、Kimono Shoulder Bag

今日の新作 – 毎日使っても飽きない斜めがけ鞄

新しい作品を一度にいくつか仕上げたとき、どれが一番自分好みかと、ふと考えてしまいますが、裏表で素材や色使いが異なって、個性がたっぷりの作品ばかりなので、結局は順番なんてつけられないな、と思います。
さて、今日は「飽きない斜めがけ鞄」というブログのタイトルを付けましたが、飽きない要素は、シンプルながら気品のある塩沢紬と大島紬の着物のなせる技だと思います。先月、大島紬の着物地から、リング付きクラッチバッグを作ったのですが、同じ着物地を使って、今回は斜めがけ鞄を作りました。全部で3個の斜めがけ鞄は、人気の塩沢紬の着物地から1個と、大島紬の着物地から2個仕上げました。紺色の落ち着いた模様の塩沢紬は、最近では信玄袋を制作したばかりでしたが、こちらは有難いことにすぐに売り切れてしまいました・・・。

父の日が近いということもあり、男性に使っていただけるシリーズとして揃えてみました。鞄自体がとても軽く、荷物を入れても肩にあまり負担がかからず、使いやすいです。


-01- 塩沢紬斜めがけ鞄

男性用の塩沢紬の着物から作りました。たっぷり入る大きめのサイズにしましたが、素材が正絹なので非常に軽いです。大きな30cmのファスナーポケットをメインにつけています。

裏地は、男性用着物の緑の同裏を使用しており、外ポケットのパイピングと合わせています。


-02- 大島紬斜めがけ鞄(大)

同じく男性用の茶系の大島紬から作った鞄です。内袋のポケットがあり、マチで仕切りをつけているので、鞄の中もスッキリ整理できます。

男性用の緑色の着物胴裏を裏地に使用しています。生地が厚手で丈夫なのが特徴です。


-03- 大島紬斜めがけ鞄(小)

同じく大島紬の斜めがけ鞄ですが、こちらは上の鞄より、ひとまわり小ぶりです。重量は3つの中では最小の115gです。コンパクトかつシンプルな機能美の鞄です。

ちょっとしたお出かけに、サコッシュのようにお使いいただければと思います。

作品の写真だけでは、3つの斜めがけ鞄の大きさがなかなか伝わらないかと思い、実際に鞄を持ってもらった写真もアップしました。いかがでしょうか?ぜひショップも覗いてくださいね。