出し入れが便利なサイドポケット付きのマチありトートバッグを2種類作りました。同じ形のハンドバッグでも、素材が違うと全く別物に見えてしまうのですが、実は今日ご紹介するトートバッグは、同じデザインです。ぜひ母の日のプレゼントにオススメしたいバッグです。
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幾何学模様が美しい泥大島のトートバッグ
ひとつめは、泥大島を贅沢に使ったトートバッグです。同じ着物から信玄袋など、いくつか作品を制作していますが、今回はトートバッグに仕上げました。一見すると、和柄には思えないような幾何学模様が、小ぶりなハンドバッグでも存在感を出しています。サイズは、H21 x W32 x D10 cmです。ハンドバッグの中で探し物をする手間が省ける、サイドボケットをつけました。バッグの表地は、喪服の羽織地をパイピングにしてつけました。バッグ全体は茶色がメインになりますが、黒色のパイピングをつけることでメリハリがつきます。
また、被せの口布は、重ね合わせるのではなく、向き合わせてマグネットホックをつけました。バッグの口をより密着して閉められるのがポイントです。また、マグネットホックを閉めると、バッグの見た目も変わるので、また違ったスタイルで泥大島トートバッグをお持ちいただけます。
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小花が愛らしい江戸小紋のトートバッグ
小花と葉が無数に散りばめられた紫色の江戸小紋の着物から作ったトートバッグです。H24 x W37 x D12 cmで、泥大島のトートバッグより、ひとまわり大きいサイズになります。表地には、キルト綿を挟んで仕立てているので、手触りがふっくらとしており、着物の雰囲気と仕上がりが絶妙にマッチしたと思います。こちらのトートバッグは、持ち手を同じ素材から作りました。裏地には、同じようなクリーム色の小花の着物を使用しています。被せの口布は、重ね合わせるマグネットホックです。荷物が多くなった時でも、余裕を持って口を閉められるようにしました。
この江戸小紋トートバッグとお揃いの数寄屋袋もありますので、合わせて持っていただくのもオススメです。
可憐な小花柄が、トートバッグ全体を優しい雰囲気にします。紫の着物がクリーム色の裏地とよく合います。 サイドポケットも余裕を持たせました。重ね合わせるサイドホックが、多めの荷物でも飛び出さないようにしっかり抑えます。
同じタイプのトートバッグをいくつか制作していますので、ぜひショップをのぞいてみてください。