今日の新作 – 季節を映す数寄屋袋と信玄袋
大小あられ文様の江戸小紋のモダンで粋な色の組み合わせから、日本人ならではの豊かな感性を感じます。冬の季節を映す数寄屋袋と信玄袋です。
昭和の香りが漂うこちらのバッグは、博多筑前小袋房付き草木染帯から作りました。帯端のくけがされていない房の部分を、柄の切り替え部分に持ってくる工夫をして、背面のファスナーポケットの飾りとしてみました。房が全体のアクセントになり、とても個性的な仕上がりになりました。
箪笥の中に長い間眠っていた、仕付のかかった塩沢紬の着物を解いて、数寄屋袋を作りました。格調高い塩沢紬を手に取ると、なんだか気持ちもランクアップした様な気がします。