いよいよ今年こそは、日本の夏らしいイベントが戻ってくるでしょうか?コロナ禍の近年では、夏の夜空に響き渡る花火の音が、遠い昔のことのように思えてきます。
これから、迎える本格的な夏に向けて、お出かけを予定している方もいらっしゃるのではないかと思います。ということで、今日は、お出かけがワクワクするような、旅支度にぴったりな斜めがけ鞄を4つ一気に作りました。
ショルダーバッグというと、どうしてもスポーティーな感じだったり、カジュアルすぎたりと、今ひとつ洋服に合わせづらいということはありませんか?使い勝手がよく丈夫である一方で、デザイン性も兼ね備えたショルダーバッグを探すとなると、実はなかなか見つかりません。また、一日中、持ち歩くことが前提だと、鞄自体が軽量であることも、外せない条件ですよね。
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本塩沢紬飛び柄斜めがけ鞄
本塩沢紬飛び柄着物地を使った鞄です。外側ポケットの切り替え部分に、紅梅色小紋着物地をパイピングとして挟みアクセントを付けました。最近は、数珠袋もご紹介しています。
他人とはちょっと違うものを探しているという方には、この個性派のバッグをぜひお使いいただきたいです。
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本塩沢紬と鹿の子絞り斜めがけ鞄
こちらは、藤色の本塩沢紬着物地です。外側には、藤色系の鹿の子絞りを挟みアクセントを付けました。
ナイロンベルトを使うことで、カジュアルな雰囲気と着物のレトロな趣が程よくバランスをとっています。
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塩沢紬緑色斜めがけ鞄
バッグの外側にはポケットをつけており、使い勝手を考慮するだけでなく、デザイン性も考えて、ベルトと色を合わせたパイピングでアクセントをつけました。男性用着物ではありますが、もちろん女性が持ってもバッチリです。
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塩沢紬紺色斜めがけ鞄
共布のベルトがシンプルで統一感を与えますが、細部へのこだわりを一番感じていただけるのが、この斜めがけ鞄です。素材を最大限に活かした、いかにも正統派なスタイルで、長く、飽きのこない鞄だと思います。